東京の地下鉄の歴史

〜 路線図と年表で時代をさかのぼる 〜

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〜1924年

1924年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

東京に初めて地下鉄が開通する直前の時代です。

東北本線はまだ上野止まり、総武線は両国橋(現:両国)止まりで、現在のように東京や御茶ノ水へ乗り入れる線路は開通していませんでした。

現在は環状運転で有名な山手線ですが、この時代は、中野〜新宿〜東京〜品川〜新宿〜上野という6の字運転(「の」の字運転)をしていました。環状運転を始めるのは、東北本線が東京まで開通する1925年になってからです。

私鉄路線のうち、現在の東武東上線、西武池袋線、京王線、東武伊勢崎線、京成本線、京急本線に相当する路線は、既に一部が開業していました。

路線図には一切書かれていませんが、この時代は都電(当時は「東京市電」)の全盛期でした。現在の地下鉄にも匹敵すると思われる都電の路線網が、東京には張り巡らされていました。

ちなみに、年表には記載していませんが、1923年9月1日には関東大震災が起きたばかりです。

年表

-
1924年以前は未調査です。

1925〜1929年

1929年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

1927年、東京で初めて(日本で初めて)の地下鉄が、上野〜浅草間に開業します。現在の銀座線の一部です。図では、現在と同じオレンジ色で描いていますが、当時はラインカラーなど決まっていなかったでしょうし、名称も「銀座線」ではありませんでした。当然、東京メトロや営団地下鉄もまだ存在せず、「東京地下鉄道」という会社が運営していました。

東北本線の上野〜神田間が開通し、東京までの乗り入れを開始します。これによって、それまで6の字運転(「の」の字運転)だった山手線が環状運転を開始し、現在と同じ運転形態となります。

この頃、現在の東急東横線、東急大井町線、東急池上線、小田急小田原線、西武新宿線の前身となる路線が開業しました。

年表

1925/ 3/11
京浜電気鉄道 北品川(旧:品川)〜高輪(現:品川駅付近、廃止) 延伸開業。現在の京急本線の一部。
1925/11/ 1
東北本線 上野〜神田 延伸開業。東京駅へ乗り入れ開始。
山手線が環状運転開始。
1926/ 2/14
東京横浜電鉄 丸子多摩川(現:多摩川)〜神奈川(現:横浜駅付近、廃止) 開業。現在の東急東横線の一部。
1927/ 4/ 1
小田原急行鉄道小田原線 新宿〜小田原 開業。現在の小田急小田原線。
1927/ 4/19
西武鉄道村山線 高田馬場〜東村山 開業。現在の西武新宿線の一部。
1927/ 7/ 6
目蒲電鉄大井町線 大井町〜大岡山 開業。現在の東急大井町線の一部。
1927/ 7/15
玉川電気鉄道溝ノ口線 玉川(現:二子玉川)〜溝ノ口(現:溝の口) 開業。現在の東急田園都市線の一部。
1927/ 8/28
東京横浜電鉄 丸子多摩川(現:多摩川)〜渋谷 延伸開業。現在の東急東横線の一部。
東京横浜電鉄の路線名称が「東横線」に決まる。
池上電気鉄道 雪ヶ谷〜桐ヶ谷(現:大崎広小路〜戸越銀座間、廃止) 開業。現在の東急池上線の一部。
1927/10/ 9
池上電気鉄道 桐ヶ谷(現:大崎広小路〜戸越銀座間、廃止)〜大崎広小路 延伸開業。現在の東急池上線の一部。
1927/10/15
西武豊島線 練馬〜豊島園 開業。
1927/12/30
東京地下鉄道 浅草〜上野 開業。現在の銀座線の一部。
1928/ 6/17
池上電気鉄道 大崎広小路〜五反田 延伸開業。現在の東急池上線の一部。
1928/ 7/10
総武線 新小岩駅 開業。
1928/11/15
中央線 飯田橋駅 開業(旧:牛込と旧:飯田町が統合)。
1929/ 6/20
東北本線 尾久駅 開業(※未掲載)。
1929/11/ 1
目蒲電鉄二子玉川線 自由ヶ丘(現:自由が丘)〜二子玉川 開業。現在の東急大井町線の一部。
1929/12/25
目蒲電鉄大井町線 大岡山〜自由ヶ丘(現:自由が丘) 開業。現在の東急大井町線の一部。
目蒲電鉄二子玉川線が目蒲電鉄大井町線に統合。

1930〜1934年

1934年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

初の地下鉄開業から7年、現在の銀座線の前身となる路線が、新橋まで延伸されます。

総武線の御茶ノ水〜両国間が開業しました。これにより、総武線の御茶ノ水以西の中央本線への乗り入れが始まります。

京成線はこの頃、現在の押上線が本線で、京成上野〜青砥間は「上野線」と呼ばれていました。また、京王井の頭線の前身となる路線が開業がしました。

年表

1930/ 1/ 1
東京地下鉄道 上野〜万世橋 延伸開業。現在の銀座線の一部。
1930/ 3/ 6
京王電気軌道 「新宿追分」→「四谷新宿」 改称。現在の新宿三丁目駅付近にあった駅。
1931/ 5/25
東武伊勢崎線 「浅草」→「業平橋」 改称。
東武伊勢崎線 業平橋〜浅草雷門(現:浅草) 延伸開業。
1931/ 8/ 1
東北本線 下十条(現:東十条)駅 開業。
1931/10/ 1
総武線 「両国橋」→「両国」 改称。
1931/11/18
京成本線 「高砂」→「京成高砂」 改称
1931/11/21
東京地下鉄道 万世橋〜神田 延伸開業。現在の銀座線の一部。
東京地下鉄道 万世橋駅 廃止。
1931/12/19
京成上野線 日暮里〜青砥 開業。現在の京成本線の一部。
1932/ 4/29
東京地下鉄道 神田〜三越前 延伸開業。現在の銀座線の一部。
1932/ 7/ 1
総武線 両国〜御茶ノ水 延伸開業。
1932/12/24
東京地下鉄道 三越前〜京橋 延伸開業。現在の銀座線の一部。
1933/ 4/ 1
京浜電気鉄道 「高輪」→「品川」 移転。
1933/ 7/ 1
東北本線 上中里駅 開業。
1933/ 8/ 1
帝都電鉄渋谷線 渋谷〜井の頭公園 開業。現在の京王井の頭線の一部。
1933/12/10
京成上野線 日暮里〜上野公園(現:京成上野) 延伸開業。現在の京成本線の一部。
1934/ 3/ 3
東京地下鉄道 京橋〜銀座 延伸開業。現在の銀座線の一部。
1934/ 4/ 1
帝都電鉄渋谷線 井の頭公園〜吉祥寺 延伸開業。現在の京王井の頭線の一部。
1934/ 6/21
東京地下鉄道 銀座〜新橋 延伸開業。現在の銀座線の一部。
1934/10/ 1
池上電気鉄道が目蒲電鉄に吸収合併。

1935〜1939年

1939年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

現在の銀座線にあたる路線が全て開通しました。この当時は、新橋駅を境に2つの鉄道会社が運営していて、直通運転を行なっていました。新橋〜渋谷間は茶色で描きましたが、この色はもちろん私が勝手に決めたもので、この当時にこのラインカラーが決まっていたわけではありません。

年表

1935/ 2/ 8
京王電気軌道 「松原」→「明大前」 改称。
帝都電鉄渋谷線 「西松原」→「明大前」 改称。京王電気軌道との乗り換え駅になる。
1935/ 9/ 1
総武線 本八幡駅 開業。
1937/ 5/ 1
京王電気軌道 「四谷新宿」→「京王新宿」 改称。現在の新宿三丁目駅付近にあった駅。
1938/ 4/ 1
玉川電気鉄道と東京横浜電鉄が合併。
1938/11/18
東京高速鉄道 青山六丁目(現:表参道)〜虎ノ門 開業。現在の銀座線の一部。
1938/12/20
東京高速鉄道 青山六丁目(現:表参道)〜渋谷 延伸開業。現在の銀座線の一部。
1939/ 1/15
東京高速鉄道 虎ノ門〜新橋 延伸開業。現在の銀座線の一部。
1939/ 9/16
東京地下鉄道と東京高速鉄道が直通運転開始。
東京高速鉄道 「青山四丁目」→「外苑前」 改称。
東京高速鉄道 「青山六丁目」→「神宮前」 改称。現在の表参道駅。
1939/10/ 1
東京横浜電鉄と目蒲電鉄が合併し目蒲電鉄になる。
1939/10/16
目蒲電鉄が東京横浜電鉄に改称。

1940〜1944年

1944年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

太平洋戦争の真っただ中の時期です。戦争中ということもあってか、新しい路線の開業はありません。日本中それどころではなかったのでしょう。

1941年、営団地下鉄(帝都高速度交通営団)が誕生します。現在の銀座線を運営していた2社が合わさってできたものです。

1942年、現在の東急、小田急、京急の当時の各路線が、1944年には京王も、全て東急の傘下になります。このときの東急は、現在の東急に対して「大東急」と呼ばれるそうです。

中央線の御茶ノ水駅と神田駅の間にあった万世橋駅が廃止になります。万世橋駅は、今でもそのホームの跡が残っています。

年表

1940/ 5/ 1
帝都電鉄渋谷線が合併により小田急帝都線に改称。
1941/ 3/ 1
小田原急行鉄道が小田急電鉄に改称。
1941/ 9/ 1
東京地下鉄道と東京高速鉄道が統合されて営団地下鉄(帝都高速度交通営団)ができる。
1942/ 5/ 1
東京横浜電鉄、小田急電鉄、京浜電気鉄道が合併し東京急行電鉄になる。
小田急電鉄が東急小田原線(?)に改称。
小田急帝都線が東急井の頭線に改称。
京浜電気鉄道が東急品川線に改称。
1943/ 4/ 1
常磐線 綾瀬駅 開業。
1943/ 7/ 1
東急溝ノ口線が東急大井町線に編入。
1943/11/ 1
中央線 万世橋駅 廃止。
1944/ 5/31
京王電気軌道が東京急行電鉄に合併。
1944/ ?/ ?
京成上野線上野公園(現:京成上野)〜青砥を京成本線に統合。押上〜青砥を京成押上線に分離。

1945〜1949年

1949年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

終戦から戦後の時代です。終戦直前の1945年3月10日、東京は大空襲に見舞われます。後に最も被害が大きかったと言われる東京大空襲です。鉄道施設も多くが被害を受けたことと思います。そして同年8月、ようやく戦争が終焉を迎えますが、この時代も、新しい路線の開業は特にありませんでした。

1948年、東急が解体し、1942年に吸収(?)された京王、小田急、京急が分離しました。また、1949年には国鉄が発足しました。

年表

1945/ 6/25
京成電気軌道が京成電鉄に改称。
1945/ 7/24
東急京王線 「京王新宿」→「新宿」 移転。現在と同じ位置(新宿西口)になる。
1945/ 9/22
武蔵野鉄道と西武鉄道が合併して西武農業鉄道になる。
1945/10/ 1
東武伊勢崎線 「浅草雷門」→「浅草」 改称。
1946/11/15
西武農業鉄道が西武鉄道に改称。
1948/ 6/ 1
東京急行電鉄から京王帝都電鉄が分離。京王線と井の頭線を譲り受ける。
東京急行電鉄から小田急電鉄が分離。小田原線など(?)を譲り受ける。
東京急行電鉄から京浜急行電鉄が分離。京急本線など(?)を譲り受ける。
1949/ 6/ 1
日本国有鉄道(国鉄)が発足。

1950〜1954年

1954年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

それまで営団地下鉄の唯一の路線が、「銀座線」という名前に決まり、第2の路線である「丸ノ内線」の一部が開業しました。

1950年頃から、地下鉄等との競合や道路整備などの理由により、東京の地上を縦横無尽に走っていた都電の廃止が始まります。

年表

1951/ 3/ 1
東急大井町線 「東洗足」→「旗の台」 改称
1951/ 5/ 1
東急池上線 「旗ヶ岡」→「旗の台」 改称。東急大井町線の駅と統合。
1952/ 3/25
西武村山線が西武新宿線に改称。
西武新宿線 高田馬場〜西武新宿 延伸開業。
西武武蔵野線(?)が西武池袋線に改称。
1953/ 5/ 1
京成本線 「上野公園」→「京成上野」 改称。
1953/12/ 1
営団地下鉄の最初の路線名称が「銀座線」に決まる。
1954/ 1/20
丸ノ内線 池袋〜御茶ノ水 開業。営団地下鉄2番目の路線。

1955〜1959年

1959年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

丸ノ内線の建設が進み、新宿まで開業します。現在の銀座駅は、銀座線の銀座駅と丸ノ内線の西銀座駅という2つの離れた駅でした。

年表

1956/ 3/20
丸ノ内線 御茶ノ水〜淡路町 延伸開業。
1956/ 7/20
丸ノ内線 淡路町〜東京 延伸開業。
1957/ 4/ 1
東北本線 「下十条」→「東十条」 改称。
1957/12/15
丸ノ内線 東京〜西銀座(現:銀座) 延伸開業。
1958/10/15
丸ノ内線 西銀座(現:銀座)〜霞ヶ関 延伸開業。
1958/11/10
総武線 西船橋駅 開業。
1959/ 3/15
丸ノ内線 霞ヶ関〜新宿 延伸開業。

1960〜1964年

1964年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

日本は、高度経済成長真っただ中です。この頃、地下鉄建設が進み、新線の開業が相次ぎます。

都営地下鉄線と東西線の一部、日比谷線と荻窪線の全線が開業します。「都営地下鉄線」は、現在の都営浅草線ですが、このときは他に都の運営する路線がなく、また「浅草線」という名称も決まっておらず、単に「都営地下鉄線」などと呼ばれていたそうです。「浅草線」という名称が決まったのは1978年になってからです。「荻窪線」は、現在の丸ノ内線の新宿以西の前身です。当時は丸の内線とは別の路線でした。日比谷線と都営地下鉄線は、他社路線との直通運転を開始しました。

1964年には東京オリンピックが開催されましたが、東京オリンピック開会の直前、東京モノレールや東海道新幹線(※未掲載)が相次いで開業しました。

年表

1960/12/ 4
都営地下鉄線 押上〜浅草橋 開業。現在の都営浅草線の一部。都の初めての地下鉄路線。
都営地下鉄線 京成線京成成田(?)まで直通運転開始。
1961/ 2/ 8
荻窪線 新宿〜新中野 開業。現在の丸ノ内線の一部。
荻窪線 中野坂上〜中野富士見町 開業。
1961/ 3/17
中央線が急行電車を現在の「快速」に改称。
1961/ 3/28
日比谷線 南千住〜仲御徒町 開業。営団地下鉄3番目の路線。
1961/11/ 1
荻窪線 新中野〜南阿佐ヶ谷 延伸開業。
1962/ 1/23
荻窪線 南阿佐ヶ谷〜荻窪 延伸開業。
1962/ 3/23
荻窪線 中野富士見町〜方南町 延伸開業。
1962/ 5/31
日比谷線 南千住〜北千住 延伸開業。
日比谷線 仲御徒町〜人形町 延伸開業。
日比谷線 東武伊勢崎線北越谷まで直通運転開始。
都営地下鉄線 浅草橋〜東日本橋 延伸開業。現在の都営浅草線の一部。
1962/ 9/30
都営地下鉄線 東日本橋〜人形町 延伸開業。現在の都営浅草線の一部。
1963/ 2/28
日比谷線 人形町〜東銀座 延伸開業。
都営地下鉄線 人形町〜東銀座 延伸開業。現在の都営浅草線の一部。
1963/10/11
東急大井町線が東急田園都市線に改称。東急大井町線の名が一度無くなる。
1963/12/12
都営地下鉄線 東銀座〜新橋 延伸開業。現在の都営浅草線の一部。
1964/ 3/25
日比谷線 霞ヶ関〜恵比寿 開業。この時点で開業の北千住〜東銀座とは離れた部分。
1964/ 7/22
日比谷線 恵比寿〜中目黒 延伸開業。
1964/ 8/29
日比谷線 東銀座〜霞ヶ関 延伸開業。全線開通。
日比谷線 東急東横線日吉まで直通運転開始。
丸ノ内線 「西銀座」→「銀座」 改称。銀座線、日比谷線との乗り換え駅になる。
1964/ 9/17
東京モノレール 浜松町〜羽田(旧) 開業。
1964/ 9/18
荻窪線 東高円寺駅 開業。
1964/10/ 1
都営地下鉄線 新橋〜大門 延伸開業。現在の都営浅草線の一部。
東海道新幹線が開業(※未掲載)。
1964/12/23
東西線 高田馬場〜九段下 開業。営団地下鉄4番目の路線。

1965〜1969年

1969年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

東西線、都営地下鉄線(現:浅草線)が全線開通します。千代田線、都営6号線(現:三田線)の一部が開通します。

1967年頃から都電撤去計画に基づいて、都電が次々と廃止されていきます。

年表

1966/ 1/20
東急田園都市線 「自由ヶ丘」→「自由が丘」 改称。
1966/ 3/16
東西線 高田馬場〜中野 延伸開業。
東西線 九段下〜竹橋 延伸開業。
1966/ 4/ 1
東急田園都市線 溝の口〜長津田 延伸開業。
1966/ 4/28
東西線 国鉄中央線荻窪まで直通運転開始。
1966/ 9/ 1
日比谷線 東武伊勢崎線北春日部まで直通運転延長。
1966/10/ 1
東西線 竹橋〜大手町 延伸開業。
1967/ 9/14
東西線 大手町〜東陽町 延伸開業。
1968/ 6/21
都営地下鉄線 大門〜泉岳寺 延伸開業。
京急線 品川〜泉岳寺 延伸開業。
都営地下鉄線 京急線三浦海岸(?)まで直通運転開始。
1968/11/15
都営地下鉄線 泉岳寺〜西馬込 延伸開業。現在の都営浅草線の一部。全線開通。
1968/12/27
都営6号線 巣鴨〜志村(現:高島平) 開業。現在の都営三田線の一部。都の2番目の路線。
都営6号線の誕生により、都営地下鉄線は都営1号線に改称。
1969/ 3/29
東西線 東陽町〜西船橋 延伸開業。全線開通。
1969/ 4/ 8
東西線 国鉄中央線三鷹まで直通運転延長。
東西線 国鉄総武線津田沼まで直通運転開始。
1969/ 5/10
東急玉川線(※未掲載) 二子玉川園〜渋谷 廃止。
1969/ 8/ 1
都営6号線 「志村」→「高島平」 改称。
1969/12/20
千代田線 北千住〜大手町 開業。営団地下鉄5番目の路線。

1970〜1974年

1974年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

都営6号線(現:三田線)、千代田線が延伸し、有楽町線の一部が開通します。現在の丸の内線の新宿以西の区間にあたる「荻窪線」は、丸ノ内線に統合されました。

千代田線の西日暮里駅の開業後、その近くを通る山手線にも同じ西日暮里駅ができ、千代田線との乗換駅となります。西日暮里駅は、山手線で最も新しく開業した駅(2013年現在)です。

総武快速線の錦糸町〜東京間が開通し、東京駅から千葉方面の列車が出るようになります。

都電はついに現在も残る荒川線(※未掲載)のみとなってしまいました。

年表

1971/ 3/20
千代田線 大手町〜霞ヶ関 延伸開業。
1971/ 4/20
千代田線 北千住〜綾瀬 延伸開業。
千代田線 国鉄常磐線我孫子まで直通運転開始。
山手線 西日暮里駅 開業。千代田線との乗り換え駅になる。山手線で最も新しくできた駅。
1972/ 4/ 1
荻窪線が丸ノ内線に統合される。
1972/ 6/30
都営6号線 巣鴨〜日比谷 延伸開業。現在の都営三田線の一部。
1972/ 7/15
総武快速線 錦糸町〜東京 開業。
池袋〜赤羽が赤羽線に改称。それまでは山手線の支線という扱いだった。
1972/10/20
銀座線 「神宮前」→「表参道」 改称。
千代田線 霞ヶ関〜代々木公園 延伸開業。
1972/11/12
都電が現在の荒川線のみとなる(※未掲載)。
1973/11/27
都営6号線 日比谷〜三田 延伸開業。現在の都営三田線の一部。
1974/10/30
有楽町線 池袋〜銀座一丁目 開業。営団地下鉄6番目の路線。

1975〜1979年

1979年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

都営新宿線、半蔵門線の一部が開通し、都営三田線(旧6号線)が延伸、千代田線が全線開通しました。都営新宿線は、都の3番目の路線ですが、これの開通に合わせて、それまで単に「1号線」「6号線」と呼ばれてきた路線の名前が「浅草線」「三田線」に決定しました。

東急新玉川線の渋谷〜二子玉川園(現:二子玉川)が開通して、東急田園都市線、半蔵門線との直通運転が始まり、現在の運転形態の原型が出来上がります。

年表

1975/ 4/26
都営1号線 京急線三崎口まで直通運転延長(?)。
1976/ 5/ 6
都営6号線 高島平〜西高島平 延伸開業。現在の都営三田線の一部。
1977/ 4/ 7
東急新玉川線(現:東急田園都市線) 渋谷〜二子玉川園(現:二子玉川) 開業。
1978/ 3/31
千代田線 代々木公園〜代々木上原 延伸開業。
千代田線 小田急小田原線本厚木まで直通運転開始。
1978/ 5/21
都営1号線 京成線成田空港(現:東成田)まで直通運転延長。
1978/ 7/ 1
都営1号線の路線名称が「都営浅草線」に決定。
都営6号線の路線名称が「都営三田線」に決定。
1978/ 8/ 1
半蔵門線 渋谷〜青山一丁目 開業。営団地下鉄7番目の路線。
半蔵門線 東急田園都市線長津田まで直通運転開始。
1978/10/ 2
武蔵野線 新松戸〜西船橋 延伸開業。
1978/10/31
京王新線 新宿〜笹塚 開業。
1978/12/21
都営新宿線 岩本町〜東大島 開業。都の3番目の路線。
1979/ 8/12
半蔵門線 東急田園都市線つきみ野まで直通運転延長。
東急田園都市線 大井町〜二子玉川園(現:二子玉川)が東急大井町線として分離。東急大井町線の名が復活。
1979/ 9/21
半蔵門線 青山一丁目〜永田町 延伸開業。
1979/10/ 1
東西線 西葛西駅 開業。
1979/12/20
千代田線 綾瀬〜北綾瀬 延伸開業。全線開通。

1980〜1984年

1984年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

都営新宿線、有楽町線、半蔵門線が延伸します。

東北・上越新幹線の大宮以北(※未掲載)が開業します。

筆者が生まれたのはこの頃です。

年表

1980/ 3/16
都営新宿線 岩本町〜新宿 延伸開業。
都営新宿線 京王相模原線京王多摩センターまで直通運転開始。
1980/ 3/27
有楽町線 銀座一丁目〜新富町 延伸開業。
1980/10/ 1
品鶴線に横須賀線が通るようになる(※未掲載)。
1981/ 3/16
日比谷線 東武伊勢崎線東武動物公園まで直通運転延長。
1981/ 3/27
東西線 南行徳駅 開業。
1982/11/15
千代田線 国鉄常磐線取手まで直通運転延長。
東北・上越新幹線の大宮以北が開業(※未掲載)。
1982/12/ 9
半蔵門線 永田町〜半蔵門 延伸開業。
1983/ 6/24
有楽町線 池袋〜営団成増(現:地下鉄成増) 延伸開業。
1983/10/ 1
西武有楽町線 小竹向原〜新桜台 開業。
有楽町線 西武有楽町線新桜台まで直通運転開始。
1983/12/23
都営新宿線 東大島〜船堀 延伸開業。
1984/ 4/ 9
半蔵門線 東急田園都市線中央林間まで直通運転延長。
1984/ 8/ 9
筆者の誕生日。

1985〜1989年

1989年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

1986年〜1991年は、いわゆるバブル景気だった時代です。

有楽町線、都営新宿線が全線開通し、半蔵門線が少しずつ延伸していきます。路線図もようやく見覚えのあるような感じになってきました。

1987年には、国鉄が分割民営化してJR各社が誕生しました。東北新幹線は上野まで開通(※未掲載)し、埼京線や京葉線などの現在ではおなじみの通勤路線が開業しました。

年表

1985/ 3/14
東北新幹線 大宮〜上野 延伸開業(※未掲載)。
1985/ 9/30
埼京線 赤羽〜大宮 開業(※未掲載)。
赤羽線が埼京線と名乗るようになり直通運転を始める。
1986/ 3/ 3
京葉線 西船橋〜千葉港(現:千葉みなと) 開業。
1986/ 9/14
都営新宿線 船堀〜篠崎 延伸開業。
1987/ 4/ 1
国鉄が民営化してJRになる。
1987/ 8/25
有楽町線 営団成増(現:地下鉄成増)〜和光市 延伸開業。
有楽町線 東武東上線森林公園まで直通運転開始。
1988/ 5/21
都営新宿線 京王相模原線南大沢まで直通運転延長。
1988/ 6/ 8
有楽町線 新富町〜新木場 延伸開業。全線開通。
1988/ 8/ 9
日比谷線 東急東横線菊名まで直通運転延長。
1988/12/ 1
京葉線 南船橋〜新木場 延伸開業。
京葉線 市川塩浜〜西船橋 延伸開業(※未掲載)。
京葉線 千葉港(現:千葉みなと)〜蘇我 延伸開業(※未掲載)。
1989/ 1/26
半蔵門線 半蔵門〜三越前 延伸開業。
1989/ 3/19
都営浅草線 「江戸橋」→「日本橋」 改称。銀座線、東西線との乗り換え駅になる。
都営新宿線 篠崎〜本八幡 延伸開業。全線開通。

1990〜1994年

1994年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

1990年頃からバブル崩壊が始まります。

現在の南北線、都営大江戸線、副都心線の一部が開通します。いずれも短い区間の先行開業だったので、最初は「こんな短い路線役に立つのか?」とか「どこへ延伸していくんだろう?」とかいろいろ興味をかきたてられたものです。1978年に最初の区間が開業した半蔵門線の線路は、ようやく水天宮前まで来ました。

京葉線が東京まで開通し、千葉方面へのアクセスが便利になりました。東北新幹線はようやく東京まで開通(※未掲載)しました。

年表

1990/ 3/10
京葉線 新木場〜東京 延伸開業。全線開通。
1990/ 3/30
都営新宿線 京王相模原線橋本まで直通運転延長。
1990/11/28
半蔵門線 三越前〜水天宮前 延伸開業。
1991/ 3/19
都営浅草線 京成線成田空港まで直通運転延長。
1991/ 3/31
北総線 新鎌ヶ谷〜京成高砂 延伸開業。
都営浅草線 北総線千葉ニュータウン中央(?)まで直通運転開始。
1991/ 6/20
東北新幹線 上野〜東京 延伸開業(※未掲載)。
1991/11/29
南北線 駒込〜赤羽岩淵 開業。営団地下鉄8番目の路線。
1991/12/10
都営12号線 光が丘〜練馬 開業。現在の都営大江戸線の一部。都の4番目の路線。
1993/ 4/ 1
都営浅草線 京急空港線羽田(現:天空橋)まで直通運転延長。
1994/12/ 7
有楽町線新線 小竹向原〜池袋 開業。現在の副都心線の一部。営団地下鉄9番目の路線。
西武有楽町線 新桜台〜練馬 延伸開業。西武池袋線と接続。
有楽町線 西武有楽町線練馬まで直通運転延長。

1995〜1999年

1999年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

都営12号線(現:大江戸線)と南北線が延伸されます。

ゆりかもめ、りんかい線の一部が開通し、お台場地区へのアクセスが便利になります。

1995年には、地下鉄サリン事件という前代未聞の無差別テロが起き、霞ヶ関駅を中心に多数の被害者が出ました。

年表

1995/ 4/ 1
都営浅草線 北総線印西牧の原まで直通運転延長。
1995/11/ 1
ゆりかもめ 新橋〜有明 開業。
1996/ 3/26
南北線 駒込〜四ツ谷 延伸開業。
1996/ 3/30
臨海副都心線 新木場〜東京テレポート 開業。現在のりんかい線の一部。
1996/ 4/27
東葉高速鉄道線 西船橋〜東葉勝田台 開業。
東西線 東葉高速鉄道東葉勝田台まで直通運転開始。
1996/ 5/28
丸ノ内線 西新宿駅 開業。
1997/ 9/30
銀座線 溜池山王駅 開業。
南北線 四ツ谷〜溜池山王 延伸開業。
1997/12/19
都営12号線 練馬〜新宿 延伸開業。現在の都営大戸線の一部。
1997/12/24
都営新宿線 京王高尾線高尾山口まで直通運転延長。
1998/ 3/26
有楽町線 西武池袋線飯能まで直通運転延長。
1998/ 7/ 1
京王帝都電鉄が京王電鉄に改称。
1998/11/18
都営浅草線 京急空港線羽田空港まで直通運転延長。

2000〜2004年

2004年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

2004年、営団地下鉄は民営化し、現在の東京地下鉄(東京メトロ)になりました。

南北線、都営大江戸線、半蔵門線、都営三田線がようやく全線開通します。都営大江戸線は、それまで12号線と呼ばれていましたが、このときに名前が決まりました。都営大江戸線は、環状の路線が完成し、都庁前〜光が丘間と合わせて6の字運転(「の」の字運転)が開始されます。

長い歴史を持つ東急目蒲線が、南北線と都営三田線との直通運転に合わせて、東急目黒線と東急多摩川線に運転系統を分割することになりました。また、東急新玉川線は東急田園都市線に統合され、半蔵門線と東武伊勢崎線との直通運転の形が確立しました。

りんかい線が全線開通し、埼京線との直通運転を開始します。湘南新宿ライン(※未掲載)も運転が始まり、東海道新幹線(※未掲載)には品川駅ができました。

年表

2000/ 1/22
東西線 妙典駅 開業。
2000/ 4/20
都営12号線の路線名称が「都営大江戸線」に決定。
都営大江戸線 新宿〜国立競技場 延伸開業。
2000/ 7/22
都営浅草線 北総線印旛日本医大まで直通運転延長。
2000/ 8/ 6
東急目蒲線が東急目黒線と東急多摩川線に路線系統を分割。
東急新玉川線が東急田園都市線に統合される。
東急田園都市線 「二子玉川園」→「二子玉川」 改称。
2000/ 9/ 1
臨海副都心線がりんかい線に改称。
2000/ 9/26
南北線 溜池山王〜目黒 延伸開業。全線開通。
南北線 東急目黒線武蔵小杉まで直通運転開始。
都営三田線 三田〜目黒 延伸開業。全線開通。
都営三田線 東急目黒線武蔵小杉まで直通運転開始。
2000/12/ 2
千代田線 小田急多摩線唐木田まで直通運転開始。
2000/12/12
都営大江戸線 国立競技場〜都庁前 延伸開業。全線開通。環状部の6の字運転が始まる。
2001/ 3/28
埼玉高速鉄道線 赤羽岩淵〜浦和美園 開業。
南北線 埼玉高速鉄道線浦和美園まで直通運転開始。
2001/ 3/31
りんかい線 東京テレポート〜天王洲アイル 延伸開業。
2001/12/ 1
湘南新宿ラインが運転開始(※未掲載)。
2002/10/27
都営浅草線 芝山鉄道線芝山千代田まで直通運転開始。
2002/11/ 2
都営大江戸線 汐留駅 開業。
ゆりかもめ 汐留駅 開業。都営大江戸線との乗り換え駅になる。
2002/12/ 1
りんかい線 天王洲アイル〜大崎 延伸開業。全線開通。
りんかい線 埼京線と直通運転開始。
2003/ 3/19
東武伊勢崎線 曳舟〜押上 延伸開業。
半蔵門線 水天宮前〜押上 延伸開業。全線開通。
半蔵門線 東武日光線南栗橋まで直通運転開始。
2003/10/ 1
東海道新幹線 品川駅 開業(※未掲載)。
2004/ 4/ 1
帝都高速度交通営団が民営化して東京地下鉄になる。
有楽町線 「営団赤塚」→「地下鉄赤塚」 改称。
有楽町線 「営団成増」→「地下鉄成増」 改称。

2005〜2009年

2009年12月31日時点での東京地下鉄路線図

概要

東京の13番目の地下鉄路線、副都心線がついに全線開業します。

つくばエクスプレス、日暮里・舎人ライナーが開業し、ゆりかもめも豊洲まで延伸しました。東急目黒線や東急大井町線は、それぞれ東急東横線、東急田園都市線を複々線化する形で運転区間を延伸しました。

年表

2005/ 8/24
つくばエクスプレス 秋葉原〜つくば 開業。
2006/ 3/18
半蔵門線 東武伊勢崎線久喜まで直通運転延長。
2006/ 3/27
ゆりかもめ 有明〜豊洲 延伸開業。
2008/ 3/30
日暮里・舎人ライナー 日暮里〜見沼代親水公園 開業
2008/ 6/14
有楽町線新線が副都心線に改称。
副都心線 小竹向原〜和光市 延伸開業。
副都心線 池袋〜渋谷 延伸開業。全線開通。それまで通過していた要町駅、千川駅に停車するようになる。
副都心線 東武東上線森林公園まで直通運転開始。
副都心線 西武池袋線飯能まで直通運転開始。
2008/ 6/22
東急目黒線 武蔵小杉〜日吉 延伸開業。
南北線 東急目黒線日吉まで直通運転延長。
都営三田線 東急目黒線日吉まで直通運転延長。
2009/ 7/11
東急大井町線 二子玉川〜溝の口 延伸開業。

2010〜2013年現在

2013年3月31日現在の東京地下鉄路線図

概要

東急東横線の渋谷駅が地下へ移転し、副都心線との直通運転が始まりました。これに伴い、日比谷線と東急東横線との直通運転は廃止されました。

羽田空港の国際線ターミナルや東京スカイツリーなどが開業し、新駅の開業や、最寄駅の駅名変更が行われた路線もありました。

2011年には東日本大震災が発生しました。東京の地下鉄も節電のために運転本数が減らされたり、長期間にわたって直通運転などのダイヤが変更になったりするなど、大きな影響を受けました。

年表

2010/ 3/13
横須賀線・湘南新宿ライン 武蔵小杉駅 開業(※未掲載)。
2010/ 7/17
京成成田空港線(成田スカイアクセス線) 京成高砂〜成田空港 開業。
都営浅草線 成田スカイアクセス線成田空港まで直通運転開始。
2010/10/21
京急空港線 羽田空港国際線ターミナル駅 開業(※未掲載)。
京急空港線 「羽田空港」→「羽田空港国内線ターミナル」 改称。
2012/ 3/17
東武伊勢崎線 「業平橋」→「とうきょうスカイツリー」 改称(※未掲載)。
東武伊勢崎線が「東武スカイツリーライン」の路線愛称を導入。
2012/ 5/22
半蔵門線 押上駅に副駅名「スカイツリー前」を導入。
2013/ 3/16
日比谷線 東急東横線との直通運転を廃止。
日比谷線 東武日光線南栗橋まで直通運転延長。
副都心線 みなとみらい線元町・中華街まで直通運転開始。
都営新宿線 岩本町駅が秋葉原駅と連絡運輸を開始。

年表の中の記号について

年表の中で使われている記号の意味は次の通りです。

路線の新規開業
路線の延伸開業
路線名や運転系統の変更
駅の開業
駅名の変更や駅の移転
直通運転の開始
直通運転区間の延長や変更
会社の合併等
その他の出来事

文字の背景色は、その色の路線に関する出来事であることを表しています。路線の色は、その時代のラインカラーを反映したものではなく、あくまで現在使われているものです。地下鉄以外の出来事は、灰色の字で表記しました。

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